ついに山川『世界史用語集』が変わった!「方法序(叙)説」
- 2022/03/28
- 12:45

昨晩、近所のスーパーの中にあるM書店に立ち寄り、参考書コーナーで山川『世界史用語集』をおもむろに開いた。それは、2022年のほやほやの改訂版だった。ひと月前に見たとき同書は前年度までの版(2018年版)だった。見た目は同じようでも、全面的に刷新された版が搬入されていたのである。そして「デカルト」の項のあるページを開くと、デカルト主著の表記が次のようになっていた。 「方法序(叙)説」ハッとした。少し妙な気...
デカルト読書計画
- 2020/10/08
- 03:54
デカルトを読むには、何から手をつけるべきか?それを大マジメに考えて、「読書計画」なるものを立ててみました動画を、YouTubeに投稿しました。さいしょの動画投稿から、なんと半年も時間を開けてしまった。しかも、撮影・編集に、あれこれしながらだったこともあり半月もかけてしまった。これではいくら時間があっても足りないだろう・・・結局、私にとってはこんなものでも渾身の力作動画になってしまったというわけですので、...
本と読書と動画・ついでに図書館の存在意味について
- 2020/09/17
- 01:30
ご無沙汰を重ねました。「デカルトの重箱」ブログが始まって以来の、超超久々の更新。ブログは5ヶ月間、そして開始したYouTube配信も1つアップした後なんと半年も間をあけてしまいました。時の流れの速さにゾッとします。これから当ブログでは、YouTubeで配信するデカルト関連本の話のポイントを書き綴りたいと思っています。つまり動画と文章とをセットにして、どちらをご覧いただいても構わないし、またどちらも見てくださると嬉...
YouTubeでの発信を始めます!
- 2020/04/02
- 17:08
2011年に開始した当ブログ「デカルトの重箱」も、はや9年目に入った。計78の記事をコツコツというかタラタラと書いてきたのだが、デカルトについて書かれた本やデカルト専門書への辛口のツッコミを中心に展開してきたのだった。この9年間、ずっと胸にあったのは、表面的な話、枝葉末節のつっこみ意見を早く抜け出して、ディープでもっと有意味な本格的な内容に移行したい、ということばかりだった。常日頃から読書量が足りない足り...
雑誌『理想』
- 2019/12/15
- 02:33

私のいる沖縄でいちばん大きな本屋といえば、那覇は国際通り近くにある「(丸善)ジュンク堂」で、圧倒的な物量と専門性の高さで広々とした各フロアを本で埋めている。新宿の紀伊国屋や神保町の三省堂を想像してもらえば大体同じ印象だ。イベントもあったりする。ジュンク堂というのは工藤淳という人の子息が創立した大手書籍チェーン店で、ネーミング的には鳥井さんが創立したサントリーと同じ発想ということが、いつもほんのり脳...